【ぶらり実弾射撃】テキサスのガンショップでS&WのM&P9を借りて撃つ

射撃
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2017年、海外出張でよく来るテキサス州のとある町。商談を終えた私は夕方にホテルに戻り熱いシャワーを浴びてスッキリするとベッドに横たわった。するとだんだんとムラムラとしてきた。

ムラムラと言ってもあのムラムラではなく射撃ムラムラである。

「いっちょ、行くか」

よく出張で来るこの町で行きつけ!?のガンショプがある。レンタル銃の種類も豊富で射撃レーンも多かった。通常夕方以降は射場は混んで1、2時間待ちは当たり前だがこのガンショップの射撃レーン数が多いのでそんなに待たなくてもいいかも知れない、と思った私は電光石火の如くベッドから飛び降りて車に向かった。

車を走らせて約20分、距離にすると約20マイル、ショップセンターの端っこにそのガンショップが見えてきた。

車を駐車場に停めて、辺りに不審な奴がいないか確認した後、ガンショップに向かって歩いて行った。

綺麗な内装でガラス張りのショーケースに大量の銃が陳列されている。客も多く賑わっていた。

行きつけの店?になれば、顔パスではないが名前を言ってID(身分証明書)を出せばそのまま書類も何も記入せずにいきなり銃を借りて撃つことができることがある。ここはそんなところだった。

要は一回書類(何があっても責任持ちますみたいな誓約書)を書いて提出すれば店に登録されて、次回からは名前とIDだけで済むというもので、既に撃ったことのあるテキサス州のいくつかの射撃場はそんな感じで気軽に撃てている。

最初に1911系を借りようとしたらコンパクト・サイズしか残っていなかったので、じゃあたまには9mmでも撃つかと、GlockとM&Pで迷ったが結局Smith & Wessonの樹脂製ハンドガン、M&P 9mmを借りた。

3箱150発とターゲット紙を1枚購入して、意気揚々と射撃レーンに向かう。無造作に弾を掴み取ってマガジンに弾を込め込め詰め込んでいく。この標準のM&P9のマガジンには16発入る。

ターゲットを備え付けのホチキスでバシバシと留めてまずは5ヤード辺りにセット。次に10ヤード、15ヤードに移動させてそれぞれ各50発ずつ撃っていった。

しっくりくるグリップの感じになるまで何回も握り直したり、調整しながら撃つ。いい感じになったらバカスカと撃ちまくる。

ハイグリップで握れてリコイルもコントロールし易い。はっきり言ってグロック17との撃ち味の違いなんぞ、出張ベースで一箱二箱撃つ程度の素人には全く分からないが素人でもM&Pは少なくとも撃ちにくいということはなかった。

所詮は素人の射撃、癖で左下に弾着し続けた。

↓ これが150発の結果だ。

9mmだから結構真ん中に集弾出来るかなと妙な自信を持っていただけに残念であるが、、とにかく撃てれば満足という趣味の射撃なのでこんなもんであろう。と自分を慰めてガックリと肩を落として射撃場を後にした。

でも45口径と比べて安く撃てました〜♪( ´θ`)
レンタル、弾代含んで総額で60ドルくらいだったかな?

※ 本記事は管理人が以前運営していた「GUN雑誌DIGEST」に掲載していた記事を加筆、修正したものとなります。

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