2012年にサイパンに行ってきました。
現在サイパンでは22口径のライフルとショットガンが撃てるインドアの観光射撃場が1件あるのみです。※警察や法執行機関向けの射撃場はあるかも知れませんが一般人には開放していないと思います。
以前はM16ライフルが撃てる野外射撃場があったようですが、2009年に従業員が乱射事件を起こし数人を殺傷して以来、閉鎖されているようです。
この事件以降、銃規制が強まったのか他射撃場も消えて行ったようで、現在では先に述べた射撃場のみが残っています。ネットで射撃場を英語で検索するといくつかヒットしますが、それら全ては現在では存在しておりません。
もともとサイパンはグアムと違ってハンドガン射撃は許されておりませんでした。撃てるのはライフル、シャットガンのみでしたが、M16が撃てる観光射撃場は人気があったであろうと思います。
実は私、今回せっかくサイパンに行ったにも関わらず射撃していません。
22口径ライフルは上海で思う存分撃ちましたがはっきり言って物足りませんでした。何でかって言うとぜんぜん反動がないからですよ。肩に来る衝撃がエアガンなみと感じました。
そんな訳で、22口径ライフルであれば別に撃たなくてもいいやと思ってしまったわけです、はい。
しかし。。。。非常に後悔しています。。。
22口径でも撃っときゃなきゃ実弾射撃の機会はないですからね。しかも、ショットガンも撃てる機会もあったわけで、本当に勿体無いことをしてしまったもんです。
次にサイパンに行く機会などもうないかも知れないというのに、そして、近い将来この射撃場もなくなってしまうかも知れないのに、馬鹿なことをしたもんです。
YouTubeで拾ったサイパン唯一の観光射撃場の動画です⬇️
やっぱり撃っておけば良かった。。。(T_T)
サイパンは非常に寂れていました。東南アジアの寂れたリゾート地のような雰囲気を感じましたね。白人を一人も見なかったから東南アジアっぽく感じたのでしょう。
サイパンがここまで寂れた原因として日本経済不況の影響もあるでしょう。今ではサイパンでは中国人、韓国人観光客が圧倒的多数です。日本からの観光客も激減しているようです。
こんなに寂れてるのだから観光射撃場も儲からないでしょうね。
銃が撃てないというだけでサイパンに行かないという方はいると思います。隣に射撃天国のグアムがあればなおさらです。銃好きは間違いなくグアムを選ぶでしょう。
ハンドガンからマシンガン、ライフルまで撃てるグアムと、22口径ライフルとショットガンのみで一箇所でしか撃てないサイパンでは勝負になりません。
2009年の乱射事件以前は射撃場がいくつか存在しておりました。
事件後、野外射撃場は許可されなくなり今ではインドア射撃場一箇所のみとなりました。
サイパンから射撃場がなくなる日もそう遠くないかも知れませんね。。。。
※ 本記事は管理人が以前運営していた「GUN雑誌DIGEST」に掲載していた記事を加筆、修正したものとなります。
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