下記記事は2015年に書いたもので現在は状況が変わっている可能性がありますのでご注意ください。
2015年GWにオーストラリアの観光地ゴールドコースト(クイーンズランド州)の中心地サーファーズパラダイスの隣、サウスポート(Southport)にある室内観光射撃場を訪問しました。
サウスポートはサーファーズパラダイスの隣なのでバスやトラムで約20分ほどで行けますが徒歩では1時間はかかるでしょう。最寄りのトラムの駅から約1.5kmほど離れているのでアクセス性は良いとは思えませんが、射撃料金が安めで地元のピストルクラブでもあるためそこらに観光射撃場とは違った雰囲気を感じることが出来ます。
10:00から18:00まで毎日営業していました。
Southport Indoor Pistol Club(サウスポートインドアピストルクラブ)
76 Ferry Rd, Southport QLD 4215
TEL +61 7 5646 7700
公式HP → www.sipc.net.au
ピストル、ショットガンが撃てて、ピストルは22口径から44口径まで、ショットガンは12ゲージが揃っています。また、単品とパッケージから選べるので予算や目的に合わせて撃つことが出来ます。
射撃料金は比較的安めで、例えば9mm(Glock 17)は50発でA$99で、45口径(Glock 21) 50発でA$130です。
* 1オーストラリアドル(A$)は2015年5月現在約94円です。
22口径 50発、9mm 10発、38口径 6発、45口径 5発、44マグナム 6発のセット価格でA$99なので安く多くの銃を試したい方にはお得だと思います。
ちなみに使用弾は威力を落としたリロード弾でなく全てがファクトリー弾です。
全ての銃は垂直方向に銃を左右から挟むように2本のワイヤーで繋がれ、移動は上下の移動及び左右の旋回に制限されます。もちろんこれは安全対策のためですが好き嫌いがはっきりすると思います。
初心者や激しいリコイルが苦手、的にとりあえず当てたい、という方にはこのような2本ワイヤーで銃が繋がれる方法が非常に撃ちやすく比較的楽に的に当てることが出来ると思います。
銃を構えて前方に押し付ければ2本のワイヤーが銃を引っ張り固定するため銃がぶれずにトリガーを引くことが出来て、リコイルもワイヤーが跳ね上がりを抑制するため44マグナムを撃っても銃が後ろに大きく持ってかれることがありません。逆に言うと本当のリコイルを体験出来ない可能性があります。
しかし、射撃料金も安く、弾の装填も自分で出来るのでゴールドコーストで一番のお勧め射撃場です。
私が確認できた銃は、22口径がスタームルガー22/45 MkIII、9mmがGlock 17、45口径がGlock 21、38口径がスタームルガーGP100、44マグナムがスタームルガー スーパーレッドホークでした。
レンジ内に日本語の注意書きがあったので日本人はよく来るのかとレンジオフィサーに聞いたところ、昔のオーナーの奥さんが日本人でその方が注意書きを書いた、15年前まではよく日本人が来ていたが今は滅多に来ない、最近は中国人が多い、だそうです。
どこの観光地も日本人が少なくなりましたね。。。
参考動画(YouTube から拾った動画です)⬇️
(大体の流れ)
1.カウンターで銃またはパッケージを選んで料金を支払います。
2.係員の指示に従いレンジに入室して、シューティンググラスとイヤーマフ(両方とも無料レンタル出来ます)を装着します。その際にレンジでの注意事項、射撃方法を教わります。
3.係員が銃を用意して弾またはマガジンを挿入し、撃ってよいと指示があったら射撃開始します。
4.撃ち終わったら係員に伝えてレンジから退室して帰りましょう。
サーファーズパラダイス周辺のホテルやコンドミニアムに滞在したほうが後のナイトライフやショッピング、レストラン等で便利です。サウスポートインドアピストルクラブにはバスやトラム、タクシーを利用することになります。
トラムでは、サーファーズパラダイスからGold Coast University Hospital行きに乗って、Southport South駅で降ります。
Southport South駅から射撃場まで約1.5kmほどです。スマホの地図アプリで事前にルート表示したほうが迷わずに行けると思います。射撃場はレンタカーのHerzの裏側にあり、通りからは見つけにくいので注意してください。
※ 本記事は管理人が以前運営していた「GUN雑誌DIGEST」に掲載していた記事を加筆、修正したものとなります。
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