【保存版】アメリカのレストランを攻略!レストランで食事する時の注意点やチップの支払い方

海外営業
スポンサーリンク

アメリカのレストランを利用する場合、注意すべき点がいくつかあります。トラブルとならないように気を付けましょう。この記事ではテーブルに座ってウエイターやウエイトレスが注文を受け取って、持ってくる一般的なレストランでの注意事項となります。

お店に入る

受付をする

店に入ったら、空いている席があっても勝手に座らないでください。

受付や係の人がいれば、まず人数を伝えてください。係の人が空いている席を探してくれるので指示されるまで待っていましょう。シンプルに数字で伝えれば問題ありません。例えば、2人なら「Two」と言って2本指で示せば相手もすぐに理解するでしょう。

受付がない場合は、店の中に入って入り口のところで立って待っていてください。誰かが気が付いて近寄ってくることでしょう。もしくは、空いているテーブルに座ってくれ、と指示されるでしょう。

ここで重要なのは指示があるまでは勝手に席に座らないこと。何故なら予約席の可能性もあります。

好みの席を伝える

店によっては恐らく席に案内してくれる時に、
Table? or Booth?」や「would you like a table or a booth?
と聞いてくる場合があります。

テーブル席か、ブース席どちらがいいか、聞いてきているのですが、ブース席というのは仕切りで囲まれた席のことです。好みの席をしっかりと伝えましょう。曖昧にしていると相手も困りますし、何回も聞いてくる羽目になります。相手も忙しいので簡潔に答えましょう。

Table, please (テーブルでお願いします)
Booth, please (ブースでお願いします)

注文をする

テーブル担当のウエイター、ウエイトレスが注文を取りに来ます。アメリカではテーブル毎に担当が決まっているので、最初に注文に来た人の顔を覚えておきましょう。くれぐれも担当以外の人に用事を頼まないように気を付けてください。

最初は飲み物!

席に座るとすぐに注文を取りに来ます。

ちょっと待ってよ。来るのが早すぎるのよ。

まだ何を食べるのか決まってないわよ!

ご安心ください。これは食事ではなく、最初は飲み物だけを聞いてきます。アメリカのレストランでは最初に席に座ったら飲み物を注文する、と覚えておいてください。

いやいや、飲み物なんて注文したくねーし

ご安心ください。特に飲み物を注文しないなら、「Water」とだけ伝えればOKです。よほどの高級レストラン以外は水は無料です。Waterの発音に自信がない方は十分に練習しておきましょう。

食事を注文する

飲み物が運ばれてきて、頃合いを見てウエイター、ウエイトレスが注文を聞きに来ます。相手から「May I take your order?」、「Are you ready to order?」、「Ready?」などと聞いてくる場合もあるので、注文が決まっていれば「Yes」と答えましょう。

まだ注文が決まっていない場合は「Sorry, we are not ready yet」や「I’m not ready yet」などと伝えましょう。

ステーキやハンバーガー(米国では100%ビーフが主流)を注文する時には、「How would you like your steak cooked?」などと焼き加減を聞かれますので、好みの焼き加減を覚えておいて伝えてください。
Rare(レア)
Medium rare(ミディアムレア)
Medium(ミディアム)
Well Done (ウエルダン)

会計をする

一緒の席で複数人で食べる場合、店によっては注文時もしくは食事が終わり請求書を持ってくる時に、支払いは別々か、一緒かを聞いてくる場合があります。その場合も言い方を覚えておいて伝えましょう。
Together, please (一緒でお願いします)
Separately, please (別々でお願いします)

食事が終わると、テーブル担当のウエイター、ウエイトレスがCheck(請求書)を持ってきます。なかなか持ってこない場合は担当ウエイター、ウエイトレスが近くに来た時に「Check please」と伝えましょう。くれぐれも、大声で呼んだり、手を大きく振り回して呼んではいけません。マナー違反です。

ウエイター、ウエイトレスに、お会計したいよと、気が付かせる時のテクニックとして、目配せして、相手が気が付いたらクレジットカードを見せるなどがあります。

Check(請求書)が来たら、テーブル支払いの場合、現金もしくはクレジットカードと一緒にウエイター、ウエイトレスに渡します。もしくはテーブルの上にCheck(請求書)と現金もしくはクレジットカードを一緒に置いておくと、ウエイター、ウエイトレスが近くを通った時に回収してくれます。

そして、清算した後にReceipt(領収書)を持ってきます。クレジットカードで支払った場合は、カードと一緒にReceipt(領収書)が渡されます。

テーブル支払いではなく、カウンター支払いの場合は、Check(請求書)を持っていって、現金またはカードで支払いましょう。清算した後にReceipt(領収書)が渡されます。

しかし!Receipt(領収書)を貰ったからといって、これで終わりではありません!

何よ!もう支払ったじゃないの!

それは。。。

チップです!

チップを支払う

チップとは?

米国はチップ文化です。レストランの会計時やサービスを受けた場合にチップを支払います。慣れていない方であれば、いくら払うのか、どのように払うのか、どのような状況で払うのか、不安になるかもしれません。

そもそも何でチップを払わなきゃいけないのよ!

チップを支払う簡単な判断基準は、サービスを受けたかどうかです。例えば、レストラン、タクシー、ウーバー、ベッドメイキング、その他何かサービスしてくれた時です。

いやいや、そんなの当然のサービスでしょ!

気持ちは分かります。ただでさえ高い料理になぜチップも支払わなければならないのか、私も理解が出来ません。ちなみにファストフード店でチップは不要です。チップを払いたくないならファストフード店がお勧めです。

レストランでなぜチップが必要なのか、「サービスを受けたかどうか」で考えてみましょう。ウエイターもしくはウエイトレスがテーブルに来て、注文を聞いて、テーブルまで料理を持ってきて、ドリンクのお替りが必要かどうか尋ねたり、料理はどうでした?と聞いてきますね。

それらが彼らが考えるサービスなんです!

つまり、
ウエイター様もしくはウエイトレス様が私たちのテーブルにわざわざお越しいただいて、笑顔で注文を聞いてくださって、恐縮にも私たちのテーブルまでわざわざ料理を持ってきて下さり、また親切にも笑顔でドリンクのお替りが必要かどうか尋ねてくださり、ご丁寧にも笑顔で料理はどうだ?と聞いてくださったことに対する感謝としてのチップなのです。

。。。

チップとは「サービス料」と考えるといいかも知れません。

逆に、ファストフード店以上、レストラン未満の飲食店でよくありますが、カウンターで注文して、料理は自分でカウンターから取る場合は、チップは不要です。要はチップ有無の判断は、テーブルまでわざわざ料理を持ってきた場合に限る、と考えてもいいかもしれません。

いくら払う?

ではいくら支払えばいいのでしょうか?

基本はずばり食事代の20%です。昼食は15%、夕食は20%でも問題ありません。税金含まない金額に対してチップを計算すればいいので、税込みの合計金額に対してチップ金額を計算すると高くなりますのでご注意ください。

どうやって支払うのよ!

チップの支払い方

2通りあります。
1.現金をテーブルに置く
2.クレジットカード支払いのレシートにチップ金額を記入する

現金の場合はテーブルに必要なチップ金額を置いておけばいいですが、クレジットカード払いの場合、どうやってチップを支払うのでしょうか?

クレジットカード払いでReceipt(領収書)を貰ったら、サインをしますが、必要チップ額を記入する箇所があるので、そこにチップ金額も記入します。

あれ?だってクレジットカードですでに支払っているじゃないの。

領収書にチップ金額を書いても意味ないじゃない。

お店はどうやってチップを貰うのよ

実は支払い後に貰う領収書は「仮」です。1枚の領収書の場合もあれば、2枚の領収書の場合もあります。2枚の時は、1枚はFor MerchantやMerchant copyなどお店用、もう1枚はFor CustomerやDupulicate copy、Cardholder copyなど控え用と書かれていると思います。その場合、お店用の領収書はサインした後に渡して、控え用の領収書が自分の控えになります。

まず、領収書にチップ金額とサインをします(ボールペンなど筆記具が一緒に渡されると思います)。自分の控え用の領収書がある場合その領収書は自分の控えですので記入してもしなくても構いませんが、後で引き落とされた金額が異なるなどトラブルを避けるためにも書いておいたほうがいいでしょう。

チップ金額は領収書のTIP欄に記入します。そのあとに請求金額とチップ金額の合計をTOTAL欄に記入します。最後にサインをして終わりです。お店に渡して(テーブル払いならテーブルに置いたまま)帰りましょう。

クレジットカード情報はすでに最初の支払い時に登録されているので、お店はそのチップ金額とサインが書かれた領収書を正として最終清算処理するのです。

チップ金額計算のコツ

お店に渡す領収書にチップ金額を記入した後に合計金額も記入して、サインしますが、この時、チップ金額は小数点以下の端数は切り捨てたほうが楽です。つまり、例えば請求金額が$65.92だった場合、20%だと$13.18ですがそのまま$13.18を記入してしますと、合計金額を記入する時に暗算難易度が高くなります
$65.92 + $13.18 = $79.10

ここでチップ金額を$13.00とすると、合計金額の計算が楽になります。つまり、請求金額の小数点以下端数をそのまま合計金額に持ってくることが出来ます。
$65.92 + $13.00 = $78.92

また、20%が相場と言いながらも、厳密にチップ金額を計算する必要はありません。暗算出来る範囲で簡単に計算してかまいません。例えば、$65.92だった場合、1の位は無視して、10の位を単純に2倍すれば計算は楽です。20%ではありませんが、結果的に18%になろうが構いません。
6 (65の10の位) x 2 = $12

電子端末で支払いを求められた場合

最近多いのが紙の領収書ではなく、電子端末で支払いをするケースです。ウエイター、ウエイトレスが請求書の代わりに電子端末を持ってくる場合があります。

その場でクレジットカードを電子端末に差し込むと、電子端末の画面上に請求金額が表示されて、処理を求められます。その画面で、チップ金額の入力とサイン(タッチペンなど使用)を入力して終わりです。領収書が必要であればプリントアウトしてもらえたり、Eメールで送ってもらえます。

電子端末も基本的には紙の領収書での支払いと変わりません。

まとめ

  • お店に入ったら人数を伝えて、席に案内されるまで待つ
  • Table席とBooth席を選ぶ(聞かれた場合)
  • 最初に飲み物を注文するが、水だけでも良い
  • ステーキやハンバーガーは肉の焼き加減を伝える
  • 担当以外のウエイター、ウエイトレスに用事を頼まない
  • 声を上げて担当ウエイター、ウエイトレスを呼ばない。用事があるときは担当者が近くを通った時に声をかける
  • テーブル払いの場合、請求書をもらったら現金もしくはクレジットカードを請求書と一緒に担当ウエイター、ウエイトレスに渡す
  • 領収書を貰ったら、チップ金額とサインを記入してお店に渡す(テーブル払いの場合、テーブルに置いたままで帰る)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました