【ソ連、ロシア戦闘機】アメリカ空軍のミグ29 (MiG-29) フルクラム!?を見る

陸海空
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2021年、アメリカはオハイオ州のデイトン市にありますアメリカ空軍博物館(National Museum of the US Air Force)で、私は遂に出会ったのです。

その名はミグ29フルクラム

我が青春!?のミグ29フルクラム

嗚呼、ミグ29よ。その名を呼ぶ時、私の子供時代の想い出が蘇る。

時代はトップガン。F14トムキャットが最先端のイカした戦闘機として君臨し、巷ではMA1が大流行して兄貴が近所のジーンズ屋で米軍放出の本物だと言われて購入したMA1が粗悪コピー品だったと判明して、三菱重工がまだ戦闘機(F1)を作っていて、入間基地で兄貴と見た三菱T2のブルーインパルスによる曲技飛行に感動し、横田基地に飛来してくるジェット輸送機C5ギャラクシーの空気を引き裂くとんでもない金切音の騒音におったまげた、そんな頃に私の軍用機趣味は始まりました。

雑誌航空ファンのミグ29特集記事で写真を見て、ソ連(当時はまだ冷戦中)もこんなに格好良い戦闘機が作れるのか!?まるで西側のデザインじゃないかっ!全然ソ連機には見えないっ!やればできるじゃぁないか!とミグ15からミグ21程度しか知らなかった小学生だった私は衝撃を受けたのでした。

ソ連製戦闘機と言えば、徹底的に無駄を排した無骨でスリムな胴体、これでもかというくらい後ろに下げた後退翼、細長く鋭い機首、加えてショックコーンがあれば誰がどう見てもソ連機というのがお決まりだったのに、ミグ29はF15イーグルやF14トムキャット同様の2枚の垂直尾翼(双垂直尾翼)、2基の大推力エンジン、流線型デザインなど現代戦闘機の基本デザインを持つ戦闘機だったのです。
F14トムキャットは可変翼でしたがミグ29は固定翼機でした。当時大流行の可変翼ブームに乗らなかったことが長生きする要因にもなったと思います。

当時からすれば西側戦闘機にしか見えないデザインに、ソ連は一体どうしたのだっ!やれば出来るじゃないか、と小学生ながらに思ったもんです。

滑らかな機体デザインと言えば西側陣営の戦闘機の特徴でもありましたが、ミグ29は逆にF15イーグルよりも滑らかで美しい流線型のデザインだと思います。ソ連もやれば出来るっ!

分かり難いが奥に見える機首の機体がF15だ

ミグ29の輝かしい戦績!?

ミグ29に限らずこの時代のソ連戦闘機はどれもこれも目立った活躍は出来ずに西側戦闘機にやられてしまいます。湾岸戦争でもミグ29は敵機を落とせずに逆に5機も撃墜されてしまいました。

不運なことに中東のソ連・ロシア戦闘機の運用国は西側諸国と比べると空軍力が元々弱いので、パイロットの質も合わせて最初から不利な条件で戦っていたことも考慮しなければなりません。と、ソ連・ロシア戦闘機マニアの私がミグ29を庇ってみました。

ですが、珍しくソ連・ロシア戦闘機同士が戦った紛争では、制空戦闘機のミグ29が防空戦闘機のスホーイ Su-27にも撃墜されてしまうのでした。。。

アメリカ空軍博物館での衝撃の出逢い

アメリカ空軍博物館でミグ15 、ミグ17を見つけた時は、おおっ!っと驚くも、まあ、数は多いからあっても不思議じゃないよね~と思い、その後にミグ19を見つけると、マジかぁっ!と驚き、そして私の一番好きなミグ21では、初めて実物見たっ!ヤベェぜっ!といつも以上に写真を撮りまくり、ミグ23においては、想像していたより小っちゃい!!と機体を舐め回すように見ていた時に、私の後ろにある戦闘機はF15かしら?にしては形が変ね!?と、ふと見てみると垂直尾翼に赤い星。。。

ソ連、ロシア戦闘機ファンとしては赤い星を見るたびに心が躍る

そしてゆっくりと尾翼から機首まで眺めていくと。。。
(ドラムロールが鳴る)

(シンバルがジャーンと鳴る)
遂に私のアイドル、あのミグ29に出会ったのでした!!

まさかソ連の最新鋭戦闘機(既に最新鋭でも何でもありませんが冷戦時代で時代が止まっている私の中では最新鋭なんです)がよりによってアメリカの博物館で観れるなんて思いもよりませんでした。

正直ミグ23までは博物館にあってもおかしくない古い機体なのですが、まさか、まさかミグ29まで展示してあるなんてビックリ、B36爆撃機を目当てに行ったのにミグ戦闘機が観れるなんて感激でした。

↓ ちなみにこれがB36。ドデカ過ぎます。B36もクレイジーで変態な飛行機である。

6基のレシプロエンジンと2基のジェットエンジンを持つ傑作変態飛行機だ

欲を言えば博物館にスホーイ戦闘機が1機もなかったのは残念。大好きな戦闘爆撃機スホーイ17(スホーイ7でも輸出型のスホーイ22でも)を一度は見てみたい。

とまあ、軍用機に関しては冷戦時代で私の頭の中は止まっているのでした。(^^)

※ 本記事は管理人が以前運営していた「GUN雑誌DIGEST」に掲載していた記事を加筆、修正したものとなります。

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